万全の冨安健洋なら“エールディヴィジ最高のDF”にもなれるはずだが…… 浮上したアヤックス入りの話題に現地サポーターから様々な声「彼は救世主になれる」

アーセナルを離れた冨安 photo/Getty Images

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怪我で長くプレイできていないのは不安材料

アーセナルを離れてから約5ヶ月。怪我からの復帰を目指してきた日本代表DF冨安健洋に、オランダの名門アヤックス入りの話題が浮上した。

本来ならば冨安は森保ジャパンの絶対的ディフェンスリーダーであり、2026W杯へ最終ラインにいてほしい選手だ。そのためには怪我の完治に加え、どこかのクラブで試合勘を養っておく必要がある。

その点でエールディヴィジの名門であるアヤックスは理想的なクラブと言えるが、冨安の獲得案について現地で様々な意見があるのも事実だ。冨安がアーセナルの選手として最後に出場したゲームは、昨年10月のサウサンプトン戦まで遡る。1年以上プレイできていないことになり、アヤックスのサポーターが疑問を抱くのも無理はない。
オランダ『Voetbal Primeur』は冨安獲得案についてSNS上で様々な意見が寄せられていると紹介していて、中には歓迎の声から厳しい声まで様々だ。

「クラブにとってはかなりのリスクだ。怪我をしやすいこと、試合に出場できるコンディションになるまでに数週間のトレーニングが必要だろう」

「彼は救世主になれる!コンディションを取り戻せばエールディヴィジ最高のサイドバックになれる」

「フリーで獲得した冨安が本来の調子を取り戻すなら、間違いなく戦力になる。彼も自分の力を証明し、日本代表に入るべく意欲的だろう」

「選手のことは心配していないが、これがアヤックスの現状を象徴している。つまりはビジョンの欠如だ」

冨安と契約を結ぶ場合は、まず今季までの短期契約になると見られていて、アヤックス側のリスクは低い。双方にとって悪い話ではないが、2026W杯へ冨安は復活できるだろうか。



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