サラーをめぐる問題で揺れるリヴァプール OBはセメンヨの獲得を「パーフェクトな代役」として推奨

ボーンマスのアントワーヌ・セメンヨ photo/Getty Images

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サイドアタッカーの獲得が急務?

自身の起用法についての不満を現地メディアとのインタビューの場で公言したことから、リヴァプールのモハメド・サラーは9日(現地時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節インテル・ミラノ戦の招集メンバーから外れた。

サラーの処遇が今後どうなるかは全く明らかになっていない。しかし仮にチーム活動への復帰が許されたとしても、ここ最近の彼のパフォーマンスは本来のものからは程遠いため、どれだけチームに貢献できるかは未知数だ。

そのため、現地メディアや識者の間ではリヴァプールが冬の移籍市場でサラーに代わるサイドアタッカーの獲得に動く可能性が取り沙汰され始めていて、同クラブのOBであるヨン・アルネ・リーセ氏もボーンマスのアントワーヌ・セメンヨを獲得すべきであると主張している。
「今後サラーに何かが起きた場合、セメンヨは間違いなくリヴァプールが契約しなければならないタイプの選手だ。もっとも、仮にサラーが残ったとしても、今のチームには典型的なサイドアタッカーがいない。だからチャンスがあるならば、セメンヨはサラーの将来とは関係なく契約に動くべき選手なんだ」(イタリアメディア『Footitalia』より)

2000年1月生まれで現在25歳のセメンヨは、抜群のスピードとシュート精度の高さを兼ね備えたプレミアリーグ屈指のウイングであり、今季もここまでリーグ戦14試合に出場して6ゴール3アシストを記録している。

既にバイエルン・ミュンヘンをはじめとした複数のビッグクラブが獲得に興味を示していて、イギリスメディア『Sky Sport』によれば契約解除金は6500万ポンド(約134億6000万円)に設定されているというが、実際にはこれ以上の金額を提示しなければ獲得は難しいだろう。

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