プレミア優勝はアーセナルで決まりなのか アーセナルにとっての正念場は11月末から年明けにあり「それらを無傷で乗り切れるならば、彼らは無敵」

プレミアで快調に飛ばすアーセナル photo/Getty Images

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難しい相手との戦いが続く

プレミアリーグ開幕から9試合で7勝1分1敗と好調を維持し、2位ボーンマスに4ポイント差をつけて首位に立つアーセナル。ライバルとなる昨季王者リヴァプール、マンチェスター・シティといったチームがポイントを取りこぼしていることから、すでにアーセナルがタイトルレースで一歩抜け出した印象がある。

もうタイトルレースの行方は決まったのだろうか。「困難な時期はまた来る」と語るのは、英『The Guardian』のジェイコブ・スタインバーグ記者だ。その時期とは、クリスマスまでの期間だ。

「タイトルレースは決着したのか?まだ完全には決着していないだろう。アーセナルの場合はクリスマス前に厄介なゲームが控えている。それらを無傷で乗り切れるならば、彼らは無敵だ。1つや2つ取りこぼす場合は、ライバルに希望を与えることになる。もっとも今のアーセナルは2004-05シーズンのモウリーニョ・チェルシーに匹敵する守備陣があり、過去3試合でも枠内シュートを1本しか打たせていない。これは信じられない数字だ」
スケジュール的には、11月末にトッテナムとのダービーマッチがあり、そこからチェルシーとのアウェイゲーム、今節にはリヴァプールを撃破したクセ者のブレントフォード、ウナイ・エメリの下で調子を上げてきたアストン・ヴィラと続いていく。アストン・ヴィラとは12月に2度の対戦が予定されていて、油断できない相手だ。

年明けには2位につけるボーンマスとのアウェイゲーム、その次はリヴァプールとの直接対決があり、11月末から年明けあたりが1つの山場となるだろうか。ここでも取りこぼしがない場合、アーセナルの優勝はかなり現実的なものとなってきそうだ。



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