「マンUでの経験は早すぎた」 大挫折から6年、オランダのエースは生まれ変わった

オランダ代表を引っ張るデパイ photo/Getty Images

今では成熟したプレイヤーに

大きすぎた挫折から約6年。オランダの才能は華麗なる復活を遂げた。

今夏にバルセロナ移籍を勝ち取ったオランダ代表FWメンフィス・デパイだ。

デパイといえば若い頃より才能を評価され、2015年にはPSVからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。当時の夏最も注目された補強の1つで、デパイは順調にスターダムを駆け上がっていたはずだった。

しかし、5大リーグの壁は厚かった。プレミアリーグで結果を残せず、イングランドでは奇抜なファッションや高価な車ばかりが注目を集め、2017年にフランスのリヨンへ向かうことになった。

腐ってもおかしくない大きな挫折だったが、デパイは諦めなかった。リヨンで結果を出し続け、オランダ代表でもエースに。そしてついにバルセロナ移籍のチャンスを掴んだ。もう6年前と同じ失敗は繰り返さないだろう。

英『The Sun』によると、元フランス代表のパトリック・ヴィエラ氏はデパイがマンチェスターでの生活から学んだはずと期待をかける。

「彼がリヨンでプレイしているところを見てきたが、彼は素晴らしい才能だ。得点も奪えるし、チャンスメイクも出来る。ユナイテッドでの経験は彼にとって早すぎたんだ。だが、それは彼に学びを与えたと思う。フランスではトッププレイヤーだったし、現在はバルセロナと契約を結んだ。才能を発揮できるクラブだろうし、今回のEUROでもスターの1人だと思うよ」

デパイはプレイだけでなく、精神的にも成熟してバルサへ向かう。成功が保証されているわけではないが、マンU時代とは違う結果を期待できるはずだ。若い頃はオランダ人選手らしくワイドな位置から仕掛けるプレイを得意としていたが、今では0トップなど中央でのプレイの引き出しも増えた。これはマンU時代にはなかったオプションだ。

27歳と本格ブレイクは遅れたかもしれないが、ついに本当のデパイ伝説始まりの時だ。

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