「そこで得た思い出は一生の宝物」早くも訪れた古巣との対戦を前にアーノルドが心境を吐露「移籍を決断した時、おそらく運命づけられていたのだろう……」

古巣凱旋となるA・アーノルド photo/Getty Images

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「どんな形で迎え入れられるかはファンの判断次第だ」

レアル・マドリードDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが、現地時間4日に控えるUEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節のリヴァプール戦に向けて心境を明かした。

子供の時からリヴァプールの育成組織でプレイし、16−17シーズン10月のトッテナム戦で当時18歳でトップデビューを飾ったアーノルド。9シーズンの間リヴァプールでプレイし、公式戦354試合で23ゴール92アシストを記録。18−19シーズンのチャンピオンズリーグ優勝や、2度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献した。

今季からレアル・マドリードに加入したアーノルドだが、退団が決まった際にはファンやサポーターから大々的なバッシングを受けた。そんな古巣との対戦を迎える中、アーノルドは『Prime Video Sport』のインタビューにて「もしゴールを決めても祝わない」と言及。「移籍を決断した時おそらく運命づけられていたのだろう。ここにいるうちにいつかリヴァプールと対戦することになるだろうと。アウェイのロッカールームに入り、反対側でウォーミングアップするのは僕にとって大きな違いになるだろう」と語っていた。
出場すれば、元本拠地であるアンフィールドから強烈なブーイングを浴びせられることが予想される。それでもアーノルドは「どんな形で迎え入れられるかはファンの判断次第」とし、「このクラブへの愛は永遠に変わらない。私はいつまでもクラブのファンであり続ける。共に掴んだ機会と達成した成果には、いつまでも感謝している…それらは永遠に私の心の中に生き続ける。何があっても、リヴァプールへの想いは変わらない。そこで得た思い出は一生の宝物だ」と長年過ごした古巣への愛を語った。

なお、リヴァプールとレアル・マドリードは昨シーズンのリーグフェーズでも対戦。こちらもアンフィールドで行われ、MFアレクシス・マック・アリスター、FWコーディ・ガクポのゴールでリヴァプールが2−0で勝利した。試合は日本時間5日の早朝5時にキックオフだ。

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