ナイジェリア代表として最多111試合出場 2014、2018W杯でも活躍したアタッカーが代表から退く決断「111試合も出場できたことは誇り」

ナイジェリア代表でプレイしてきたムサ photo/Getty Images

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CSKAやレスターでもプレイ

今月21日よりモロッコでアフリカ・ネイションズカップ2025が開幕するが、その大会を前にナイジェリアサッカー界のレジェンドが代表から退く決断を下した。

ナイジェリア代表引退を決めたのは、同国最多となる代表通算111試合に出場したFWアーメド・ムサだ。

2010年の代表デビューより、ムサはナイジェリアの中心だった。2018年よりキャプテンマークを巻く機会も増え、ワールドカップでも計4ゴールを奪った。
『ESPN』によると、ムサは「熟考の末、代表から引退することを決意した。自分の国を代表して111試合も出場できたことは誇りだ。ナイジェリア代表の史上最多出場選手になれたことは、この上ない栄誉だよ。ユニフォームを着るたびに責任を痛感してきた。調子が良い時も悪い時も全てを出し切ってきた。代表でのプレイは常に大きな意味を持っていたからだ」

「2013年のアフリカ・ネイションズカップ優勝は永遠に記憶に残る。あのチームはナイジェリア代表としてプレイすることの意味を証明できた。アルゼンチンとアイスランド相手にW杯から得点したことも一生忘れない。僕は全力を尽くした。スーパーイーグルスはこれからも前進を続ける。この絆が壊れることは決してない」

ムサはCSKAモスクワやレスター・シティ、サウジアラビアのアル・ナスルなどでプレイを経て、33歳の現在は国内のカノ・ピラーズFCでプレイしている。クラブでの戦いは続くが、代表活動には区切りがつく。

ナイジェリアは2026W杯の出場も逃すなど苦しい時期にあるが、ムサに代わってチームをリードするのは誰になるか。



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