バロンドール受賞者なのに…… ”レアル史上ワースト補強”に選ばれたのは

レアルでプレイしたカカー photo/Getty Images

ワースト5発表

近年は若手を中心とした補強が目立っているが、以前のレアル・マドリードは圧倒的な資金力でスター選手を次々と獲得する補強方針だった。ルイス・フィーゴ、ジネディーヌ・ジダン、クリスティアーノ・ロナウドなど多くの名選手が活躍してきた一方で、期待に応えられなかった選手たちも数多くいる。スター選手が必ず活躍するとは限らないのだ。

そこで英サッカーメディア『SportsKeeda』は「レアル史上最悪の補強選手は誰か?」と特集を組んでいる。何とも残酷なランキングが作成されており、1位に選ばれてしまったのは誰もが知るスーパースターだ。

5位:ワルテル・サムエル

サムエルといえばインテルで3冠獲得も経験した名センターバックで、2000年から在籍したローマではセリエA制覇も果たした。その活躍から2004年にレアルへ移籍したのだが、大ブレイクとはならず1年後に退団している。

4位:ジョナサン・ウッドゲート



4位ウッドゲートもサムエルと同じDFの選手で、才能は高く評価されていた。しかし怪我が多く、レアルでもほとんどプレイ機会がなかった。2000万ユーロの移籍金がかかっていたことを考えると失敗か。

3位:ラファエル・ファン・デル・ファールト



そのウッドゲートよりファン・デル・ファールトが悪く評価されているのは驚きだが、オランダの名手ファン・デル・ファールトも常にポジションが確保されているわけではなかった。レアルならではの厳しいポジション争いと言えるが、期待されていたほどのパフォーマンスは見せられなかったとの評価だ。

2位:ニコラ・アネルカ



アネルカは超早熟な選手で、10代ながらアーセナルで結果を出していた。その活躍が評価されて1999年にレアルへ加入するが、大活躍とはいかなかった。1999-00シーズンはリーグ戦でも2点しか奪えず、僅か1シーズンで退団している。

1位:カカー



ワースト補強に選ばれてしまったのはバロンドールも獲得したことがある元ブラジル代表MFカカーだった。カカーはレアルでも時折ワールドクラスのプレイを見せてくれたが、さすがにミラン時代と比較すると劣る。怪我もあり、抜群のスピードで相手を翻弄するカカー特有のプレイはなかなか見られなかった。獲得に費やした移籍金は6800万ユーロとなっているため、金額を考えれば期待外れと言われても仕方がないか。

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