キャッチしてしまうから地味に見える? アトレティコ守護神の凄さとは

アトレティコの守護神オブラク photo/Getty Images

安定感は抜群

現在世界最高のGKは誰かと問われれば、リヴァプールのアリソン・ベッカーやマンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘアといったところの名前が挙がるだろう。彼らはもちろん優秀なGKだが、アトレティコ・マドリードの守護神ヤン・オブラクこそもっと評価されるべきGKではないのか。

そう主張しているのは米『ESPN』だ。オブラクは以前からワールドクラスのGKと評価されている選手だが、今季もアリソンらに比べると話題に上がる機会はあまり多くない。少しばかり地味との印象もあるのではないだろうか。それについて同メディアは、オブラクのキャッチング精度の高さが地味と感じさせるのではないかとの見方を示している。つまり他のGKよりキャッチングが上手いため、弾くようなボールでもキャッチしてしまう。それが地味に見える理由ではないかというわけだ。

デ・ヘアは特にそうだが、GKが派手に見える瞬間の1つがダブルセーブだ。1度目のシュートを横っ飛びで弾き出し、そこに詰めてきた2度目のシュートも防いでしまう。デ・ヘアはマンUで何度もそうしたプレイを見せており、このプレイはどうしても派手に見えてしまう。それをオブラクが1度目のシュートをキャッチして終えてしまっているとするなら、地味に見えても仕方がないのかもしれない。

同メディアはオブラクが優秀な証としてクリーンシートの数を挙げているが、オブラクはアトレティコ加入から178試合で100回のクリーンシートを達成している。あのマヌエル・ノイアーでも188試合、元バルセロナのビクトール・バルデスは217試合、元ユヴェントスGKジャンルイジ・ブッフォンも100回のクリーンシートを達成するのに222試合をかけている。

昨季もオブラクのクリーンシート達成率は56.2%となっており、これはレアル・マドリードのケイロル・ナバス(32.4%)、バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(40.8%)などを大きく上回る。クリーンシートはGKだけで達成できるものではないが、それでもオブラクの安定感は抜群だ。

オブラクはやや地味に見えるかもしれないが、その能力がかなり高いレベルにあるのは間違いない。オブラクが簡単にキャッチしてしまった時、実はかなり難しいシュートだったなんてことも珍しくないのだろう。

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