クリスティアーノ・ロナウドが退団したレアル・マドリードは明らかに得点力が低下しており、期待されたカリム・ベンゼマとガレス・ベイルの得点量産も実現していない。状況を変えるには今冬にも新たなストライカーを加えるべきなのだろう。
そこでスペイン『as』は5人の候補者をリストアップしている。どの選手なら得点力不足を解消してくれるのだろうか。やや意外な選手の名前も浮上している。
1.マウロ・イカルディ(インテル)
これは最も有名なところだ。イカルディのレアル移籍説はこれまで何度も起きており、ベンゼマの後継者として最もふさわしい選手とも言われている。得点力も申し分なく、サイドからのクロスにも強い。理想的な選手だろう。
2.ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)
こちらも以前レアル移籍説が浮上した選手だ。ヴェルナーの場合は縦へのスピードが魅力で、体を張るセンターフォワードとは少しタイプが異なる。ウイングで起用することも可能で、攻撃に幅が生まれるのは間違いない。
3.クリシュトフ・ピアテク(ジェノア)
今季セリエAでサプライズを起こしているレヴァンドフスキ2世もレアルのターゲットだ。しかもイカルディ、ヴェルナーよりはコストを抑えられると考えられており、将来性からピアテクに賭けるのも悪くない。本当にレヴァンドフスキのような選手になってくれるならば非常に大きい補強となる。
4.フェルナンド・ジョレンテ(トッテナム)
ジョレンテがトッテナム指揮官マウリシオ・ポチェッティーノの構想に入っていないのは明らかで、退団が有力視されている。ジョレンテが希望する行き先もスペインと言われており、第一候補は古巣アスレティック・ビルバオだ。得点力があるかは微妙なところだが、果たして。
5.バス・ドスト(スポルティング・リスボン)
これもジョレンテに続いてやや意外な人選だろう。ポルトガルの強豪スポルティング・リスボンにおいて、オランダ人ストライカーのバス・ドストは今季14試合で15得点の結果を残している。196cmと規格外の高さが武器の1つで、興味深いオプションにはなるかもしれない。
もちろんサポーターが望む本命はイカルディ、あるいはヴェルナーといったところだろう。しかし彼らの獲得は当然ハードルも高い。今冬の緊急オプションとしてはバス・ドストのような選手も候補に加えるべきなのかもしれない。