現在はスウォンジーへローン移籍中
現在は、アーセナルから英実質2部のチャンピオンシップのスウォンジー・シティにローン移籍をしているMFチャーリー・パティーノ(20)。
11歳でアーセナルのアカデミーに移籍し、2020年にトップチーム契約をした将来を期待されている若手選手の1人だ。昨シーズンはブラックプールにローン移籍をし、今シーズンからスウォンジーでプレイしている。
今シーズンはここまでリーグ戦9試合に出場し、1ゴール3アシストを記録。チームは11試合を終えて、4勝3分4敗で12位に沈んでいるものの、結果を残している選手の1人だ。そんなパティーノだが、現在のアーセナルに欠かせない選手になったDFウィリアム・サリバのようにローン先で結果を残し、アーセナルに復帰し活躍したいと、考えているようだ。
「アーセナルの選手がローン移籍して名を上げ、アーセナルに戻ってきて自分の資質を示すことができるのを見るのは感動するよ。アーセナルは巨大なクラブだからね」
「旅は人それぞれ違う。ブカヨ・サカはアカデミーからトップチームへストレートに昇格したし、エディ・エンケティアはいくつかのローンを経験した。エミール・スミス・ロウもいくつかのローンを経たので、人それぞれ道のりは異なる」
「しかし、最終的には、自分が到達したい場所にたどり着くことが重要であり、それは私にとっても同じだ。私はアーセナルのトップチームでプレイしたいと思っており、ここにいることがそれを実現するための大きな道となる」(英『Daily Mail』より)
パティーノはサンテチェンヌ、ニース、マルセイユとローン移籍を繰り返していたサリバがトップチームに欠かせない選手になっていることは自身にとっても刺激になっているようだ。
現在のアーセナルはどのポジションにも複数人のトップレベルの選手がおり、レギュラーの座を掴むのはかなり厳しい道のりになるだろう。
しかし、ローン先でしっかりと結果を残し続けることができれば、先輩たちのようにアーセナルでのチャンスを掴むことも不可能ではない。
来るべきプレミアでのプレイに向けて、フィジカルの改善を行っているともコメントしているパティーノ。U-21イングランド代表にも名を連ねている期待の若手は、スウォンジーで研鑽を積み、トップチームへの復帰を目指す。