FWが本職だが、ドイツ代表でウイングバックを任せても面白い? キミッヒを右サイドから解き放つかもしれないバイアーの可能性

ドルトムントでプレイするバイアー photo/Getty Images

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ドルトムントで見せる万能性に注目

ユリアン・ナーゲルスマン率いるドイツ代表で悩みどころの1つとなっているのがサイドバックの人選だ。かつてのフィリップ・ラームのようなスペシャリストが見当たらず、中盤をこなすジョシュア・キミッヒを右サイドバックに回さなければならないことも少なくない。

そんな中、独『Bild』が注目するのがドルトムントでプレイするFWマクシミリアン・バイアーだ。本来は前線でプレイする選手だが、先週行われたブンデスリーガ第9節のアウグスブルク戦では3バックの左ウイングバックをこなしている。

バイアーは守備にも走れる選手で、同メディアはドイツ代表でもバイアーのウイングバック起用を検討してもいいかもしれないと取り上げている。前線をこなす選手だけあって、攻撃参加時にも効果的なプレイが期待できるのは強みだ。
今のドイツには左サイドバックをこなせる選手としてライプツィヒDFダヴィド・ラウム、シュツットガルトDFマクシミリアン・ミッテルシュテット、フランクフルトDFナサニエル・ブラウンといった選手がいて、右サイドバックではフランクフルトのナムディ・コリンズを回すプランや、マインツDFリドル・バクがいる。

右利きのバイアーを右サイドに回すプランも1つの手で、ドイツでも3バックを選択してもいいかもしれない。ワールドカップのような短期戦ではサイドバックやウイングバックに守備の能力を求めたいところではあるが、キミッヒを中盤で起用するためにもバイアーをサイドへ回すプランも悪くないか。

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