昨季は大絶賛だったが…… 今季未勝利のフィオレンティーナで守護神デ・ヘアの評価が下がっている

フィオレンティーナのゴールを守るデ・ヘア photo/Getty Images

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前節ヴェローナ戦でも対応がまずかったと批判

1年間の無所属期間を経て、昨夏フィオレンティーナに加入したGKダビド・デ・ヘア。

デ・ヘアはマンチェスター・ユナイテッドで長くプレイしてきた選手だが、2023年の夏に退団。そこから1年間はフリーだったわけだが、昨季はフィオレンティーナでは好セーブを連発。マンUがデ・ヘアを手放したのは失敗ではないかとの意見もあった。

しかし、今季は評価が大幅ダウンだ。今季はチームが大苦戦しており、フィオレンティーナは開幕からリーグ戦15試合でまさかの6分9敗と未勝利が続いていて、セリエA最下位に沈んでいる。
デ・ヘアは今季も守護神を任されているが、そのパフォーマンスに厳しい声もある。前節はヴェローナに1-2で敗れたが、ヴェローナFWギフト・オルバンが決めた1点目はデ・ヘアのポジショニングが良くなかった。

オルバンは距離のあるところからグラウンダーのミドルシュートを放ったが、デ・ヘアはこのシュートでニアサイドを破られてしまった。デ・ヘアのポジショニングが良ければ防げただろう。

『Football Italia』はヴェローナ戦以外にも1-1で引き分けたカリアリ戦でDFセバスティアーノ・ルペルトが試合終了間際に放ったヘディングシュートも正面で止められたのではないかとも伝えていて、デ・ヘアのミスで勝ち点8は失ったと厳しい評価を下している。

失点増加をGKだけの責任にはできないが、これだけチーム状況が悪ければGKに不満が出るのも仕方がないか。昨季とは一転し、デ・ヘアは難しいシーズンを過ごしている。



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