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GKのビルドアップからのミスで生じた失点は仕方ない? 現代サッカーに問われるリスク「どのリスクを許容するか」|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

GKのビルドアップからのミスで生じた失点は仕方ない? 現代サッカーに問われるリスク「どのリスクを許容するか」

ブライトンのGKフェルブルッヘン。ブライトンでは後方からの繋ぎが求められる photo/Getty Images

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成功すればチャンスだが、失敗すれば大ピンチに

現代サッカーではGKもビルドアップに参加するのが当たり前となっており、攻撃を組み立てる能力も求められる時代になった。

ただ、当然ながらGKから繋いでいくプレイにはリスクが生じる。そこでボールを奪われれば大ピンチとなりやすく、今季もクラブシーンではGKのミスから失点するシチュエーションが何度も起きている。

このリスクとどう向き合うべきなのか。英『The Guardian』は「どのようなリスクを許容するか考える時期にきている」と現代GK論に注目している。過去のように前線へクリーンにロングボールを蹴った方がいいのか、それとも多少のリスク覚悟で繋ぎにいくべきなのか。
「エリートレベルのGKにとって、足下の技術はほぼ必須となった、ハイラインの後ろのスペースを守るスイーパーGKだけでなく、攻撃をスタートする役割も求められる。GKが後方からボールを繋ぐ際に生じるミスを本気で批判する人はもういない。それはプレイスタイルの結果ゆえ仕方のないと見なされる」

「それでも、例えば今季のプレミアリーグでのリヴァプールVSブライトンではGKのミスから失失点している。ブライトンはGKのフェルブルッヘンからMFのパスカル・グロスへとパスを繋いだところで奪われ、それがPKに繋がった。15年ほど前のコーチなら、GKが中盤の中央にボールを入れるプレイを見て当惑することだろう」

例に挙げられたブライトンは、そのトレンドを象徴するチームの1つだ。指揮官のロベルト・デ・ゼルビは後方から繋ぐプレイをチームに求めており、それがブライトンの魅力でもある。しかし前述したリヴァプール戦のように、ミスから失点を招いているのも事実だ。

リスクの判断がやや難しくなっているとも言えるが、これは受け入れていくべきリスクなのか。GKにどんどんハイレベルなことが求められる時代となっている。

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