ミランでは中盤の主役へ チェルシー離れたロフタス・チークは「次のステップに進むのに最適な時期だった」

ミランへ移籍したロフタス・チーク photo/Getty Images

セリエAで馬力溢れるプレイはどう活きるか

チェルシーではなかなか中盤の主役になれなかったが、今夏に移籍したミランではどうだろうか。楽しみな選手の1人がMFルーベン・ロフタス・チークだ。

ミランは今夏にMFサンドロ・トナーリを手放しており、代わりにロフタス・チーク、タイアニ・ラインデルス、ユヌス・ムサら中盤に即戦力を迎えている。まだスタメンが固定されたわけではないが、ロフタス・チークも主力候補として獲得されている。チェルシー時代以上にチャンスはあると見ていいだろう。

英『The Times』によると、チェルシーのアカデミーで育ってきたロフタス・チークはキャリアの中で何度か移籍について考えてきたという。今夏には思い切って慣れたイングランドを離れる決断を下すことになり、これが27歳を迎えているロフタス・チークのキャリアをどう変えていくのか非常に興味深い。
「移籍については、常に頭の中にあった。昨季の終わりには、次に進むのに適切な時期だと感じていたんだ。体の状態も良くなり、怪我も治ってきていたしね。過去2シーズンは調子が良かったけど、思うようなポジションでプレイできなかった。檻に入れられた動物のような気分だったよ。今はただ自由にプレイしたいだけだし、次のステップに進むのに最適な時期だったと感じている。変化は常に困難ですが、時にはそれが最善のことかもしれないから」

プレシーズンマッチでは印象的なプレイも見せており、中盤から前線へとボールを運ぶ馬力溢れるプレイがミランにフィットすれば面白い。ミランで中盤の主役となれるのかロフタス・チークの新しいチャレンジが楽しみだ。

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