マンCの至宝がチームの攻撃を牽引 ニューカッスル戦のフォーデンに指揮官も称賛

圧倒的なパフォーマンスを見せたフォーデン photo/Getty Images

献身的な守備と攻撃を牽引

プレミア王者のマンチェスター・シティはプレミアリーグ第2節でニューカッスルと対戦した。

開幕戦でバーンリーに勝利し、その後、UEFAスーパーカップでセビージャにPK戦の末、勝利したマンC。タイトなスケジュールの中、迎えたニューカッスルは開幕戦でアストン・ヴィラに5-1で勝利し最高のスタートを切った勢いに乗るチームであった。

司令塔のケビン・デ・ブライネが怪我で離脱しており、不在の間の攻撃面が心配されたが、この試合で圧倒的なパフォーマンスを見せたのが、マンCの至宝フィル・フォーデンだ。得意のライン間のターンで攻撃を牽引するだけではなく、ピッチを縦横無尽に動き回り、チャンスを演出したフォーデン。攻撃面だけではなく、90分通しての献身的な守備もこの試合で目立った。
決勝点となったフリアン・アルバレスのゴールをアシストしたフォーデンの活躍もあり、1-0でニューカッスルに勝利した。この日のフォーデンのパフォーマンスに地元紙の英『Manchester Evening News』は最高点をつけており、「際立っていた。ニューカッスルが手に負えないほどの技術と足の速さ、頭脳で、中盤まで試合を動かした」と絶賛。

指揮官のペップ・グアルディオラも傑出したパフォーマンスを見せたフォーデンへの称賛を惜しまない。

「フィルは前線のすべてのポジションでプレイできる。彼はライン間で信じられないほどの能力を持っており、ターンして最終ラインを攻撃する方法を知っている。これは私がこれまで見た中で最高のものの1つだ。ゴールに向かうためのあらゆるコントロール方法を正確に知っている。ゴールを決めるための適切な位置に立つために、2、3回のタッチは必要ない」(クラブ公式より)

デ・ブライネ不在の今、フォーデンには攻撃としてだけではなくチームを引っ張る中心的な選手になることが求められる。

最大で4カ月の離脱が予想されるデ・ブライネ。司令塔の離脱はチームにとっては大打撃ではあるが、フォーデンはこの機会にチームに欠かせない存在へと成長することができるか。

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