スクデット獲得へコンテが考える連戦プラン 悩める司令塔についても

インテルで苦戦するエリクセン photo/Getty Images

豪華な中盤をローテーション

インテルの指揮官を務めるアントニオ・コンテ監督が、今後の連戦のプランや苦戦を強いられている司令塔について口を開いた。

打倒ユヴェントスへ向けて、今季こそスクデット獲得を狙うインテル。新型コロナウイルスの影響もあり、多くのクラブが今夏の積極的な補強を控える中、同クラブはアクラフ・ハキミやアルトゥール・ビダル、アレクサンダー・コラロフなどを獲得した。インテルの王座への本気がうかがえたことだろう。

今季はここまで、[3-4-1-2]を採用してきているコンテ監督。ハキミやビダルの加入に加えて、ラジャ・ナインゴランやイヴァン・ペリシッチといった経験豊富な実力者たちもレンタルから復帰したこともあり、特に中盤は豪華。指揮官も今季の戦力に満足しているようだ。選手選択面で、昨季よりも問題が少ないことを認めた。
「事実だね。これから中2〜3日が続くが、明日が初日だ。チャンピオンズリーグに関しても考えているので、選手のローテーションが必要になってくる。ただ、私は冷静だ。明日は3名のMFから始まり.水曜は異なる3名を、次の土曜も異なる型にになっていくと思う。彼ら全員が主人公になる。全員でうまく働くことが、今季のカギとなる可能性がある。ピッチに入って、すぐに影響を与えることが大事になってくるかな」

そして、デンマーク代表に招集された際、「ずっとベンチには座りたくない」「ベンチに座ることは決して良いことではない」と指揮官の起用への不満を漏らしていたクリスティアン・エリクセンについても言及。1月の加入以降、なかなか結果を残せず、苦しい時期を過ごす司令塔についても次のように明かしている。

「彼がインテルでほとんどプレイできていないというのは、私にはよくわからないな。私はチームをリスペクトしながら、彼に適切な量をプレイさせている。ミスを犯すこともあるけど、クリスティアンがグループにもたらしていることには満足している。彼もそう思ってくれているはずだ。周囲のすべての選手たちと一緒で、彼のためのスペースは用意されている。長く大変なシーズンになるだろうからね」

今季を占う上でも、この連戦はインテルにとって重要な戦いとなるかもしれないり序盤戦で勢いをつけることができるのか。

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