今週敗れればスロットに「深刻な疑問符」がつくとクラウチ 就任以来初めての危機に

連敗で解任論も囁かれるようになったスロット監督 Photo/Getty Images

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厳しい3連戦が待つリヴァプール

現在、7戦6敗と絶不調に陥っているリヴァプール。開幕からしばらくは首位を走っていたものの、プレミアリーグでは4連敗で7位まで後退してしまっており、アルネ・スロット監督は解任論も囁かれるようになった。少なくとも就任以来初めての危機にさらされていることは間違いない。

リヴァプールに所属歴がある元イングランド代表FWピーター・クラウチ氏は、古巣の危機について『Paddy Power』で語った。

「彼(スロット)は昨シーズンに十分な猶予を勝ち取ったので、今シーズンは間違いなく勝ち抜くことができる。しかし今、スロットのリヴァプールでのキャリアで初めて、選手起用と戦術に懸念と疑問符が付く」
「カラバオカップは、彼にとって本当に勝利が必要な試合の1つだった。だから、苦戦しているチームでこれほど多くの選手を入れ替えるのは少し奇妙に思えたよ。選ばれた選手たちよりも、もう少し質の高い選手が必要だったんだ。とても若いチームだったし、怪我の問題もあったのは知っているが、プレイのバランスは間違いなく改善する必要があると思う。今のところ守備に自信がないように感じられるからだ」

クラウチ氏はカラバオ杯で主力をほぼ完全に温存したことに疑問を感じているようだ。これからアストン・ヴィラ、レアル・マドリード(CL)、マンチェスター・シティと厳しい3連戦が待ち受けている。この連戦に備えて主力を休ませたとの見方もできるが、それであれば結果を出すことは必須となるだろう。クラウチ氏はヴィラ戦に負けた場合の監督解任の可能性を否定しなかった。

「水面下では真剣な話し合いが行われるだろう。しかしベストメンバーを投入して、またプレイするだけだ。アストン・ヴィラとの大事な試合ではあるが、反射的な反応は起こらないはずだ。しかし間違いなく、深刻な疑問符が付くだろう」

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