今シーズンの途中に柏から広島へ移籍 FW木下康介が古巣とのルヴァンカップ決勝戦を振り返る 「移籍を決断した時点でこうなる運命もちょっと予想していた」

広島でプレイする木下 photo/Getty Images

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元チームメイトとタイトルをかけて対戦

サンフレッチェ広島はルヴァンカップ決勝戦の後、古巣である柏レイソルとの試合を振り返った。

木下は今夏昨シーズンよりプレイしていた柏を離れ、広島への移籍を決断した。そんな木下にとって古巣との対戦になったが、前日には「たたきのめしたい」と闘志を燃やしていた。

この日スタメンフル出場を果たした木下は3-1での勝利に貢献。広島のタイトル獲得へ大きな役割を果たした。木下は試合後、「狙い通りの試合運びができたと思います」とこの試合を振り返ったが、同時に古巣対戦で感じたことを話している。
「6月に移籍を決断した時点でこうなる運命もちょっと予想していて、なんにせよ優勝争いはするだろうなと思っていました。優勝争いをするライバルチームに行くっていう葛藤もありましたし、柏への思いもありました。でも決断した以上、非情になって戦わなくちゃいけない。非情にならなければないと思って、あえて前日にも厳しいことを言って煽りました。いい結果に繋がってよかったです」

よく知っている仲間との対戦だったからこそ抱える思いもあったようだが、「グラウンドでは友情とか捨てて相手としてリスペクトをもって戦えたかなと思います」と木下は話した。

また試合が終わった際には倒れ込む柏の選手に駆け寄る姿も見られた木下。このことについて同選手は「向こうで過ごしている時間の方が長いので、もちろん思い入れはある。なので優勝が嬉しいのと同時に試合が終わってしまえば、サッカーを通じた仲間であって、優勝を祝う前にそこかなと思いました」と振り返っている。

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