最強だったはずのリヴァプール襲った“悪夢の11日” 無敗優勝もCL連覇も消えた 

CLでも敗れたリヴァプール photo/Getty Images

順風満帆だったが……

2月末まで快調だったリヴァプールにとって、悪夢の11日間が起きてしまった。

最初の躓きは2月29日のワトフォード戦だ。下位に沈むワトフォード相手にしっかりと勝ち点3を獲得したいところだったのだが、まさかの0-3で完敗。

リヴァプールが首位という状況は変わっていないものの、この敗戦でプレミア無敗優勝の可能性が消えてしまった。あまりにもあっさりとした黒星で、ここで躓くとは予想外だった。
次なる敗北は3月3日のFA杯・チェルシー戦だ。この一戦は国内カップ戦ということもあり、ディボック・オリギや南野拓実、カーティス・ジョーンズら普段出番が限られている選手たちが先発に。メンバーを落とした影響もあってか、リヴァプールは0-2で敗北。FA杯からも姿を消すことになった。

とはいえ、リヴァプールにとってFA杯の重要度はそれほど高くなかった。全エネルギーを注いだのは11日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのアトレティコ・マドリード戦だ。

1stレグを敵地で0-1と落としていたものの、2ndレグの舞台は要塞のホーム・アンフィールドだ。ここでアトレティコを確実に撃破する予定だったのだが、延長戦の末に2-3で敗北。1stレグと2ndレグの両方とも負けてしまう予想外の展開でベスト16から姿を消すことになった。

米『Bleacher Report』は無敗優勝、チャンピオンズリーグ連覇、そしてFA杯を含む3冠獲得の可能性が11日で吹き飛んだことを伝えているが、あまりにショックが大きい2週間となってしまった。

今季前半戦が驚くほど快調だっただけに、この3つの黒星は衝撃が大きい。全てが滑り落ちていった印象で、サポーターも落胆する2週間となったことだろう。

チームとは僅かな時間で変わるものだが、リヴァプールはこの2週間ほどで何かの歯車が狂ってしまったのか。無敵モードだったチームが一気に暗いムードに包まれることとなった。

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