セリエAアシスト王は守備もうまい 冨安&マテュイディ並みの好スタッツ 

ボローニャ戦で1G1Aと躍動したL・アルベルト。守備面での貢献も光った photo/Getty Images 

ラツィオの中盤に欠かせない存在に

セビージャやリヴァプールなどでのプレイを経て、2016年よりラツィオに在籍しているMFルイス・アルベルト。今季セリエAのアシストランキングでトップに躍り出ている同選手(現12アシスト)だが、特筆すべきは攻撃面だけではない。

ルイス・アルベルトは3月6日時点で今季の同リーグ25試合に出場し、34回のタックル成功数を記録。これは2017年よりユヴェントスに在籍し、強靭な肉体を活かしたボール奪取に定評があるMFブレイズ・マテュイディや、今やボローニャの最終ラインに欠かせない存在となっているDF冨安健洋とほぼ互角の好スタッツだ(冨安、マテュイディ共に31回。アシスト数とタックル成功数は英『whoscored.com』より)。

先月29日に行われたボローニャ戦(セリエA第26節)でも[3-1-4-2]という布陣のインサイドハーフで起用され、1ゴール1アシストと気を吐いたルイス・アルベルト。試合開始直後から相手の最終ラインにプレスをかけてパスミスを誘っていたほか、後半3分すぎには敵陣から自陣ゴール前へ猛然とダッシュし、ボローニャのFWリッカルド・オルソリーニのドリブルをタックルで止めるなど、守備も献身的にこなしていた。攻守両面においてチームへの貢献度が高いこのスペイン人MFが、今後もラツィオの中盤を牽引できるかに注目したいところだ。

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