今夏こそトッテナムは補強へ 新入り”4選手”を加えた予想スタメン
来季のトッテナムはどうなる photo/Getty Images
完成すれば面白い
今季もプレミアでトップ4入りを果たし、チャンピオンズリーグでは決勝にまで駒を進めたトッテナム。見事な成績だが、さらに上を目指すには補強が不可欠だ。昨夏は補強ゼロだったが、今夏こそは即戦力を数枚は加えたい。
では、現在噂されている新戦力を獲得した場合トッテナムの布陣はどうなるのか。英『Daily Mirror』が今夏の補強がパーフェクトに進んだ場合の予想布陣を作成している。
GK:ウーゴ・ロリス
ここは来季も変わらない。ロリスは若手も多いトッテナムにおいて絶対のリーダーであり、マウリシオ・ポチェッティーノのチームに欠かせないキーマンだ。
サイドバック:ダニー・ローズ、ネウソン・セメド(バルセロナ)
左サイドバックはローズで変わりないが、右にはバルセロナのセメドが入っている。セメドはセルジ・ロベルトとのポジション争いも続いており、今夏の移籍もあり得ると同メディアは見ている。トッテナムも興味を示しているようで、移籍が噂されるキーラン・トリッピアーの代役にはもってこいだ。アップグレードになると伝えられているが、実現はあるのか。
センターバック:ヤン・ヴェルトンゲン、ヨアキム・アンデルセン(サンプドリア)
トビー・アルデルヴァイレルトが退団した際の後継者としてリストアップされたのが、サンプドリアでプレイするデンマーク人DFアンデルセンだ。190cmとサイズがあり、以前からトッテナム行きの噂が出ていた。ダビンソン・サンチェスとポジションを争うことになると同メディアは考えているようで、22歳の年齢を考えても獲得できれば大きい。
ボランチ:ハリー・ウィンクス、ドニー・ファン・デ・ベーク(アヤックス)
中盤はウィンクスが中心的存在になっていくと同メディアは考えているようで、パスを散らせるウィンクスが重要な役割を担う。その相棒には今季アヤックスでブレイクしたファン・デ・ベークが指名されており、ファン・デ・ベークには攻守両面でのハードワークが期待できる。獲得へのハードルは高いが、ポチェッティーノ好みの選手だ。
サイドハーフ:ソン・フンミン、ウィルフリード・ザハ(クリスタル・パレス)
サイドには今季もエース級の働きを見せたソン・フンミン、そしてチャンピオンズリーグでのプレイを夢見るザハがリストアップされている。しかし、ザハの獲得にはかなりのコストがかかり、トッテナムの獲得は難しいとも言われている。この希望を実現できるかは微妙なところだ。
トップ下:デル・アリ
同メディアは今夏にクリスティアン・エリクセンが退団する可能性も視野に入れており、トッテナムの中盤には新たなリーダーが必要となる。デル・アリはその役割を担ってほしい選手の1人で、来季はさらなる成長に期待したい。
FW:ハリー・ケイン
最後はケインだ。同メディアも他に誰がいる?と問いかけているが、ケインだけは外せない。今夏に必要なのはケインのバックアッパーに頼れるFWを獲得することで、ケインの負担をどう軽減していくかが1つのポイントだ。
この希望をどこまで叶えられるかは分からないが、即戦力を2、3枚プラスできれば優勝を狙うことも不可能ではないだろう。昨夏の補強ゼロを忘れさせるような積極的な動きに今夏は期待したい。