ユーヴェ、アーセナルに絶対欠かせない男は誰? 米メディアの選択が面白い

アーセナルのラムジー photo/Getty Images

米メディアの選出はやや意外

どんなチームにも、絶対に欠かすことのできないキープレイヤーが存在するものだ。例えばバルセロナならリオネル・メッシだ。メッシが抜ければバルセロナは別のチームとなってしまい、攻撃の質は大きく落ちる。

では、他のチームだとどうだろか。今回米『ESPN』は、各チームごとに絶対欠かせないキーマンを1人ずつ選んでいる。そのチョイスがなかなか興味深いのだ。

チェルシーならばエデン・アザール、パリ・サンジェルマンならキリアン・ムバッペ、リヴァプールはフィルジル・ファン・ダイクと、このあたりは妥当なチョイスだ。面白いのは、ユヴェントス、バイエルン、アーセナルのキーマンだ。

まずユヴェントスでは、同メディアはDFジョアン・カンセロを指名している。カンセロは主に右サイドを主戦場とする攻撃的サイドバックだが、ここでクリスティアーノ・ロナウドを選ばなかったのは面白い。確かにカンセロの縦への推進力はユヴェントスにとって大きな武器となり、カンセロのクロスから生まれたチャンスも多い。ユヴェントスはチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグのアヤックス戦を1-2で落としたが、同メディアはこのゲームでもカンセロが先発していなかったからだと主張している。

バイエルンは、MFチアゴ・アルカンタラだ。得点を奪う部分はロベルト・レヴァンドフスキが大役を担っているが、最終ラインから前線へボールを届ける部分でチアゴは欠かせない。今季チアゴが欠場したリーグ戦は計4試合だが、バイエルンは1勝もしていない。それがチアゴの重要性を物語っているというわけだ。

最後にアーセナルだが、同メディアはMFアーロン・ラムジーを選んだ。ラムジーは先発出場の機会こそ減ったが、今季は6得点8アシストを記録するなど重要な役割を果たした。ピエール・エメリク・オバメヤン、アレクサンドル・ラカゼットの背後にラムジーを置くスタイルは破壊力があり、得点が欲しいゲームでこの3人は猛威を振るった。

ただ、ラムジーは今季限りでクラブを離れる。同メディアが考える最大のキーマンがいなくなることが決まっており、アーセナルは今夏に何とか穴を埋めなければならない。

他には、レアル・マドリードがMFカゼミロ、マンチェスター・シティではMFフェルナンジーニョが選ばれている。2人ともアンカーの選手で、攻撃的なチームを中盤の底から支える重要な役割を担う。スター揃いのチームにあって、代役が見当たらない選手と言えよう。特にマンCは年齢的にもフェルナンジーニョの後継者を確保しておく必要があり、フェルナンジーニョ抜きで今の成功はない。

今回紹介されたキーマンは賛否両論分かれるだろうが、彼らのような陰のヒーローも重要ということだろう。

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