白い巨人が1ヶ月で激変! CL決勝Tを前に欧州王者レアルが蘇った

調子取り戻したレアル photo/Getty Images

2月も良い1ヶ月になるかとスペインメディア期待

1ヶ月でこうも流れは変わるものなのか。レアル・マドリードの評価が年明けの頃に比べて大きく変わってきている。

レアルは1月3日にビジャレアルと2-2で引き分け、この試合後には指揮官サンティアゴ・ソラーリが引き分けでも悪い結果ではないと発言したことがサポーターの反感を買うなど暗い空気に包まれていた。しかもその3日後にはレアル・ソシエダに0-2で敗れてしまい、ポジティブな話題はほとんどなかったと言っていい。

ところが、それから1ヶ月で状況は変わった。1月の後半に入るとセビージャを2-0で撃破し、FWカリム・ベンゼマの爆発も始まってゴールラッシュが続いた。若いヴィニシウス・ジュニオールも左サイドで躍動し、今月6日にはスペイン国王杯・準決勝1stレグでバルセロナと1-1、そして9日のアトレティコ・マドリードとのダービーマッチでは3-1と華麗な勝利を収めた。リーグ戦でも2位に浮上し、本来あるべき場所に戻りつつある。
スペイン『MARCA』も1ヶ月で何が変わったのかと驚いており、1月半ばからの戦いが見事だったと絶賛。2月も素晴らしいものになるかもしれないと期待している。左サイドバックにマルセロではなく若いセルヒオ・レギロンを入れる案も当たり、レアルは自信を取り戻しつつある。何より2月からはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントがスタートする。昨季もレアルは後半戦からエンジンがかかる戦いだったが、今季もその再現となるかもしれない。

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