オレンジ軍団復活へ! 強豪国のオーラ失ったオランダ代表、復活の期待は”2人の18歳”に

新たなスタートを切ったオランダ代表 photo/Getty Images

若い力を中心に復活へ

マルコ・ファン・バステン、フランク・ライカールト、アリエン・ロッベン、ウェズレイ・スナイデルなどワールドクラスのタレントを次々と輩出し、常に世界を代表する強豪チームだったオランダ代表の現状は大きく変わった。EURO2016に続いて2018ロシアワールドカップ出場を逃し、世界トップレベルとは呼べない存在になってしまった。

そのオランダは、2年後や4年後を見据えて若い力を中心にリスタートを切っている。英『Daily Mirror』がオランダを特集しているが、将来的にチームを支えると大きく期待されているのが18歳のアヤックスFWジャスティン・クライファート、同じ18歳でアヤックスに所属するDFマタイス・デ・リフトの2人だ。23日にはイングランド代表と対戦し、デ・リフトはセンターバックとして先発出場している。この試合ではクライファートに出番はなかったが、この2人はオランダ代表の未来だ。

その他のメンバーを見ても、今回ロナルド・クーマンが招集したメンバーは若手中心だ。24歳以下の選手が11人招集されており、前述した2人以外にもクリスタル・パレスでプレイする20歳DFティモシー・フォス・メンサー、アヤックスMFドニー・ファン・デ・ベーク(20)、AZ所属MFフース・ティル(20)など将来を期待される選手が多い。
同メディアはEURO2016、ロシアワールドカップの出場権を逃したことで強豪国としてのオーラが消えたと伝えているが、再び世界トップレベルの存在に戻れるのか。まだ10代のクライファートやデ・リフトを中心に、長期的な視点に立って我慢強く戦っていく必要がありそうだ。


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