逆転優勝目指す広島にとっては痛すぎる敗戦…… スキッベ監督は攻撃面での課題を言及「ボックス内でどれだけいいプレイができるか、そこをこだわる必要がある」

広島のスキッベ監督 photo/Getty Images

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マリノスに0-3で完敗

サンフレッチェ広島は25日、J1リーグ第35節で横浜F・マリノスと対戦し、0-3で敗戦した。

逆転での優勝を目指す広島にとってなんとしても勝ち点3が必要な試合だったが、悔しい結果に。広島は90分を通してボールを保持していたものの、マリノスのハイプレスとコンパクトなブロックを前に苦戦し、多くの決定機を作り出せなかった。

後半から中野就斗や中村草太などを投入し、多くの攻撃のカードを切った広島。69分には中村が一度ネットを揺らしたが、VARの結果オフサイドと判定され、同点ゴールとはならなかった。
試合後の記者会見でミヒャエル・スキッベ監督は「我々にとってオフェンスの部分がもう一つ足りないと思っています」と、攻撃面で課題があることに言及。

怪我人がいることも影響しているが、「ボックスの前まではすごくいい形でいけていると思います。ただそこから先の部分はもう少し突き詰めてやっていく。ボックス内でどれだけいいプレイができるか、そこをこだわる必要がある」と、最終局面でのクオリティを上げることが大事だと感じているようだ。

今節首位の鹿島は京都と引き分けたため、広島は勝ち点差を詰めるチャンスだったが、痛恨の敗戦。残り3試合で勝ち点差は8ポイントと逆転優勝はかなり厳しい道のりとなった。

しかし、広島は来週ルヴァンカップ決勝が控えている。対戦相手の柏について同監督は「難しい試合になると思っているし、柏は今シーズンすごく調子がいいチームで、とても伸びたチームだと思います」と話している。

タイトルを奪取し、再び勢いをつけた状態で残り3試合のリーグ戦に臨みたいところだが、広島はこの敗戦から立ち直れるか。

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