クラシコを前に米紙は両チームのエースを分析 ムバッペVS.ヤマル。より優れたプレイヤーと評価されたのは

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レアル・マドリードのキリアン・ムバッペ photo/Getty Images

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勝ち点2差で両チーム激突

ラ・リーガ第10節、レアル・マドリード対バルセロナのエル・クラシコがエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで行われる。

現在1位のレアルと2位のバルセロナの勝ち点差はわずかに2ポイント。レアルはここで勝利すればライバルを大きく突き放すことになるが、バルセロナが勝利すれば一気に逆転に成功する。

『ESPN』ではそんな注目の一戦を前に、両チームの核となるアタッカー、キリアン・ムバッペとラミン・ヤマルの比較を行い、どちらが優れた選手なのか分析している。
レアルとバルセロナの長年のスターといえば、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシで、両者は長きにわたってライバルとして比較され続けてきた。

まず得点でみると、こちらはムバッペの圧勝。昨季のシーズン開幕以来、ムバッペはPK以外から32ゴールを挙げている。一方のヤマルは10ゴールのみ、ここでの差は大きい。

アシストでみると、こちらの数字はヤマルの勝利。ヤマルは昨季からラ・リーガで最多となる17アシスト、ムバッペは5アシストとなっている。

ゴールを得意とするムバッペに、アシストが強みのヤマルという構図だ。

そして現代のアタッカーでは不可欠とされている守備について、同メディアは『Gradient Sports』の数字を参照している。

両者の90分におけるプレス数を比較すると、ムバッペは23回、ラ・リーガで90分以上プレイしているCFでは最少の数字となっている。一方でヤマルは45回とムバッペのほぼ倍の数字。

とはいえ、現在のバルセロナはハンジ・フリック監督のもとで積極的にプレスを仕掛けるチームとなっており、スタイルの差ともいえる。

そして、同メディアの総合的な判断だが、最終的にはゴールが試合を決めるということで、現時点でムバッペをより優秀な選手としている。

昨季のムバッペはリーグ戦だけでも31ゴールを決めている。昨季のヤマルはシーズンを通しても18ゴールと半分にしか届いておらず、この差は大きい。ただ、ヤマルは18歳であるのに対し、ムバッペは26歳。この8歳差というのはあまりにも大きな差といえる。

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