サラーの得点数、ドリブル数はなぜ減少したのか アーノルドの退団、年齢の問題、新戦力の問題、気になる理由

リヴァプールのエース・サラー photo/Getty Images

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サラーの状態が上がらなければ連覇は厳しい

昨季はプレミアリーグだけで29ゴール18アシストと躍動し、チームのリーグ制覇に貢献したリヴァプールFWモハメド・サラー。しかし今季は開幕から8試合で2ゴール2アシストとややペースが鈍い。

サラーの状態を不安視する声も増えていて、英『BBC』のアンディ・クライヤー記者はあらゆる数字が昨季に比べて落ちていると指摘する。

「昨季のこの時期、サラーは全体で7ゴール7アシストを奪っていた。それが今季は僅か3つずつだ。なぜ彼のゴール数は激減してしまったのだろうか。昨季終盤にもその兆候は出ていて、昨季は最後の11試合で3ゴールしか挙げていない。その低迷が今も続いているのだ。またチームがサラーに良い形でボールを渡せていないとの見方もあり、今季のサラーは相手ペナルティエリアでの1試合平均タッチ数が昨季の9.6回から6.2回へと減少している」
「またドリブルを仕掛ける数も1試合平均1.6回と昨季の半分だ。サイドバックとの相性か、新加入選手との呼吸を合わせるのが難しいのか、単に年齢の問題が出てきたかは分からないが、1試合平均ドリブル成功数が0.3回しかないのは苦戦の証拠だ」

右サイドバックを務めてきたトレント・アレクサンダー・アーノルドの退団も影響しているはずで、今季のリヴァプールは右サイドバックの人選が固まっていない。昨季のリーグ制覇はサラーの貢献が大きかっただけに、このまま低空飛行が続く場合は連覇が厳しくなってくるかもしれない。



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