最大の夢はイングランド代表でのW杯制覇 80キャップを重ねてきた守護神ピックフォードの悲願

クラブではエヴァートンで長くプレイしてきたピックフォード photo/Getty Images

2018W杯から十分すぎるほど経験を積んできた

2017年の代表デビューより、イングランド代表で80キャップを記録してきたエヴァートンGKジョーダン・ピックフォード。2018ワールドカップ、EURO2020、2022ワールドカップ、EURO2024でも守護神を務めていて、トーマス・トゥヘルが代表監督に就任した今もその序列は変わっていない。

ただ、代表ではワールドクラスのGKではないと厳しい評価も受けてきた。クラブの方ではエヴァートンで300試合以上をこなしてきたが、エヴァートンはあくまで中堅クラブだ。ピックフォードは31歳を迎えているが、チャンピオンズリーグでプレイした経験はない。イングランド代表の他ポジションにはCLのゲームを多く経験している選手もいるため、中堅クラブで戦うピックフォードが守護神を務めるGKはイングランド代表の弱点の1つと見る向きもある。

それでも、ピックフォードの経験値は特別だ。現状は2026ワールドカップでもピックフォードが守護神候補となるはずで、ピックフォードもワールドカップ制覇をキャリア最大の目標に掲げている。

「目標はワールドカップ優勝だ。国民全体が待ち望んでいるからね。僕の中ではワールドカップ制覇が第一の目標、そしてエヴァートンでタイトルを獲得することが第二の目標だ。イングランド代表が何かを勝ち取るのは本当に久しぶりのことになるからね。その機会に少しでも貢献できれば素晴らしいことだ。自分たちを信じないといけないよ。チャンスはあると思うし、それを両手で掴み取らないといけない。もちろん対戦相手は世界トップクラスだし、毎試合ベストを尽くさないとね」(『BBC』より)。

2018ワールドカップよりメジャートーナメント4大会を戦ってきたピックフォードも経験は十分だ。ワールドカップのタイトルを獲れればイングランドの歴史に名を残すGKとなるが、来夏頂点に届くか。



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