ナポリの快進撃にレジェンド・ハムシクも歓喜 選んだMVPはスロバキアの後輩だ「今のナポリを誇りに思う」

ナポリで長くプレイしたハムシク photo/Getty Images

ハムシクは何度もスクデットにチャレンジしてきた

同じスロバキア人選手として、特別な感覚があるだろう。

今季セリエAで首位を独走するナポリではスロバキア代表MFスタニスラフ・ロボツカが大活躍を続けているが、それを喜んでいるのが元スロバキア代表MFマレク・ハムシクだ。

現在トルコのトラブゾンスポルでプレイするハムシクは、2007年から12年にわたってナポリで活躍してきたクラブのレジェンドだ。
ナポリでは通算500試合以上こなしており、何度もスクデットにチャレンジしてきた。2019年には中国へ向かうことになったが、ハムシクにとってナポリは特別なクラブなのだ。

伊『Calciomercato』によると、ハムシクは今季の古巣大躍進に喜びのコメントを残しており、その中でロボツカを個人的MVPに挙げている。

「今のナポリを誇りに思う。毎年スクデットを求めてきたサポーターのことを思い出す。今そのチャンスがきたんだ。サポーターに会うたび、みんなが『スクデットを獲らないと』と言っていた。皆にとっての夢だ」

「個人的なMVPはロボツカだけど、彼がスロバキア人だからというわけではないよ。彼の才能、冷静さ、クオリティーはナポリのゲームを飛躍させたね」

長くナポリでプレイしてきたハムシクだからこそ、スクデット獲得の難しさや価値を理解している。現所属選手だけでなく、ナポリのスクデットをハムシクらOBを含め多くの人が待っている。

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