ここ3週間で欧州からのオファーが“4つ” イタリア代表の超新星レテギ争奪戦はすでに始まっている

マルタ戦でもゴールを決めたレテギ photo/Getty Images

しっかりと結果を残した

イタリア代表FWマテオ・レテギは今回のインターナショナルマッチ・ウィークで大きな話題を呼んでいる選手の一人だ。現在彼はアルゼンチンでプレイしているが、順当にいけばいずれヨーロッパに活躍の場を移すだろう。

アルゼンチン・ブエノスアイレス出身の選手でありながら、母方の祖父がイタリア出身のためイタリア代表でプレイする権利も有していた23歳のレテギ。アルゼンチンのティグレでプレイしている彼は、昨季プリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部)で19ゴールを決め、リーグ得点王を獲得。ティグレ2シーズン目を送っている今季もここまでの8試合で6ゴールという結果を残しており、リーグ得点ランキング首位を走っている。

そんなレテギに目をつけたのがイタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニ監督だ。3月下旬のEURO2024予選に向け、レテギを代表に初招集したマンチーニ監督は24日のイングランド戦で早速彼をスタメンに抜擢。するとレテギはその期待に応え、代表デビュー戦でいきなりゴールを決めてみせた。
そして27日に行われたマルタ戦でもレテギは先発出場。ヘディングで2戦連続ゴールを決め、一躍イタリア代表のセンターフォワード候補一番手に躍り出た。

クラブでも代表でも勢いに乗るレテギに興味を示しているクラブがないわけはなく、伊『Tuttosport』によると、彼を獲得するためのオファーがここ3週間で5つ確認されているという。そのうち4つはヨーロッパからのもので、ミラン、インテル、アタランタ、アトレティコ・マドリードといったクラブが彼の獲得に乗り出しているようだ。

イタリア代表の9番に定着するかもしれない選手をセリエAのクラブが狙うというのは至極当然な流れだろう。同メディアによるとインテルはすでにピエロ・アウジリオSDの右腕であるダリオ・バッチン氏をアルゼンチンに送り込み、交渉を進めているというが、レテギ争奪戦を制するのは一体どのクラブなのか。

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