昨年のワールドカップ・カタール大会を終え、スペイン代表ではMFセルヒオ・ブスケッツが代表引退を表明した。
代表デビューした2009年よりスペインの中盤の底を守り続けてきた選手で、その存在は特別だった。
今後スペインは新たな中盤ユニットを探していくことになるが、スペイン『as』は[4-2-3-1]を軸としたダブルボランチを提案している。
というのも、同メディアはブスケッツとシャビ・アロンソのボランチコンビを非常に高く評価しているのだ。
このコンビは2010年のワールドカップ・南アフリカ大会、EURO2012の優勝に大きく貢献しており、アロンソも長短のパスに加えて安定した守備力を持つ名MFだった。中盤でハードに戦えるのも強みだ。
同メディアはこれからのスペインでロドリ、ミケル・メリーノのダブルボランチに期待しており、ダニ・セバージョスやマルティン・スビメンディもこのポジションの候補者となるだろう。
中盤のピースは十分に揃っているが、10年前の黄金期を思わせる中盤は完成するのか。[4-3-3]も選択肢ではあるが、ブスケッツ&アロンソのダブルボランチに代わるペアを軸とした[4-2-3-1]も今後のプランとなるか。