元マンU得点王ベルバトフが気にする“2つのポイント” 爆発中のラッシュフォードがさらなる進化を遂げるためには

いずれはベルバトフ氏のようにプレミア得点王に輝く時も来るか photo/Getty Images

まだまだ成長の余地がありそうなラッシュフォード

19日のレスター・シティ戦で2ゴールを決めたことにより、今季の公式戦ゴール数を24まで伸ばし、自らのキャリアハイも更新したマンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォード。マンUの先輩ディミタール・ベルバトフ氏は、彼がさらに良い選手になるために意識すべきことを2つほど挙げている。
 
ワールドカップ明けから公式戦17試合16ゴールと得点を量産している現在のラッシュフォード。最近はウイングとしても、センターフォワードとしても得点を奪うことができており、CFを務める際は両サイドからのクロスに頭や足で上手く合わせるなど、得点の幅も広がってきている。
 
そんなラッシュフォードを気にかけているのが、2010-11シーズンにプレミアリーグ得点王を獲得した元マンUストライカーのベルバトフ氏だ。万能型CFとして活躍した彼は、1週間ほど前に英『Betfred』のインタビューに応じており、その中で後輩ラッシュフォードの活躍を称賛。それと同時にこのようなアドバイスを送っている。
 
「今のところ全てがうまくいっているし、この成功は彼にふさわしいものだと思う。この1週間(9日と12日のリーズ・ユナイテッド戦)で彼は2本のヘディングシュートを決めていたけど、個人的にはこれが彼がもっと伸ばすべきスキルだと思っている」
 
「ありきたりな話だが、スピードのある選手は筋肉を痛めやすいから、このまま健康で怪我をせずにいられたら。彼はまだ25歳だし、もっと良い選手になるためのツールは全て揃っているよ」
 
もしラッシュフォードがここからさらにヘディングのスキルを伸ばしていければ、歳を取ってスピードなどが衰えてからもゴールを奪い続けることができるだろう。ベルバトフ氏のような選手を目指すというよりは、ウインガーからストライカーへと変化していき、30代に入ってからも得点を量産し続けたFWクリスティアーノ・ロナウドのような進化を遂げるべきか。いずれにせよ、このまま怪我なくゴールを奪い続けるラッシュフォードの姿に期待したい。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ