2年間のJ1での武者修行を経て今季帰還 宮代大聖が川崎の新エースとなる時

宮代の活躍に期待だ photo/Getty Images

横浜FM戦で先発出場した

今季王座奪還を狙う川崎フロンターレにて重要となってくるのが、得点源の台頭だろう。そこで期待したいFWが宮代大聖である。

アカデミーから高校3年生でプロ契約を果たした宮代は、今年で6年目のシーズンとなる。21年からはJ1の他クラブで武者修行を経験し、同年には徳島ヴォルティスで32試合7ゴール、昨季は鳥栖で22試合8ゴールと結果を残して帰ってきた。

さらにレアンドロ・ダミアンや小林悠といった“競争相手”が戦列を離れており、知念慶も鹿島アントラーズへ移籍。今季、宮代にかかる期待は大きく、彼のゴールがチームを上昇させることになるだろう。
第1節の横浜F・マリノス戦では3トップの中央でプレイし、攻守で精力的にハードワークする。下がってスペースを作る動きを見せるなど、チームの戦い方にフィット。それだけではなく、ポストを叩くシュートを放ちゴールへの期待感も漂わせた。惜しくもゴールは奪えなかったが、J1の舞台で得点量産を予感させる開幕戦のプレイだった。

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