終了間際に森俊貴の同点ヘッド炸裂! 熊本にリード許すも栃木が追いつきドロー決着

Jリーグが開幕した(写真はイメージ) photo/Getty Images

1-1で終了した

J2第1節で栃木SCはホームでロアッソ熊本と対戦。時崎悠監督の下、上位進出を目指したい栃木と昨季はJ3から昇格1年目ながらあと一歩でJ1まで近づいた熊本が激突する一戦となった。

栃木は[3-4-2-1]で昨季途中から加入した髙萩洋次郎がトップ下で先発出場。湘南ベルマーレからレンタル延長で残留した根本凌が最前線に入っている。主力の多くが移籍した熊本は、新加入選手が複数人スタメンに名を連ねており、古巣対戦となった松岡瑠夢が左ウイングに入っている。

前半は両者ともにチャンスを作りながらゴールを奪うことができず。決定機を迎えたのは66分、栃木が中央からプレスを剥がして大森渚生が仕掛けてカウンター。前に走っていた黒﨑隼人にパスを送ると、最終ラインを抜け出してシュートを放つものの、GK田代琉我の好セーブに遭ってゴールを決めることができない。
するとその直後の68分、熊本が先制点を挙げる。左サイドから粟飯原がクロスを上げると、今季から熊本に加入した石川大地が合わせてゴールネットを揺らす。浦和レッズへ移籍した髙橋利樹に代わるエースとして期待されたFWが開幕戦から結果を残した。

82分には熊本の松岡が西谷優希へのファウルで2枚目のイエローカードとなってしまい退場処分に。

数的有利となった栃木は後半アディショナルタイム、GK藤田和輝も上がったCKからクロスボールに頭で合わせた森俊貴がゴールを決めて同点に追いつく。

90+3分には16歳の道脇豊がプロデビューを果たすなど熊本が勝ち越しを狙うものの、試合はこのまま終了。先制した熊本は悔しいドローとなってしまった。栃木は終盤のゴールで勝点を拾うことができた。

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