人員過多のチェルシーにマウントは残るのか 契約延長難航により移籍の可能性

サウサンプトン戦に出場したマウント photo/Getty Images

チェルシー下部組織出身のマウント

移籍市場では3億ポンド(約477億円)を投じ、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスら8人の戦力を補強したチェルシー。そんな積極補強の裏側で、クラブの生え抜きであるイングランド代表MFメイソン・マウントが退団する可能性が浮上した。

現在24歳のマウントは、チェルシーの下部組織出身選手で、2019年8月にトップチームデビューを果たした。以降チームの主力として活躍し、今季は公式戦31試合に出場。4ゴール3アシストを記録している。

しかしマウントの契約は2024年の夏まで。契約延長交渉を行なっていることが明らかになっているものの、契約延長には至っていない。
契約延長が難航しているマウントについて、多くのクラブが関心を示しているという。米メディア『ESPN』が報じた。

報道によると、新オーナーは多くの選手を長期契約で獲得しているものの、マウントと長期契約を結ぶことには躊躇しているという。さらに、現在マウントは週給8万ポンド(約1300万円)の給与を貰っているが、給与の大幅アップを求めているようで、それも交渉が進展しない要因となっている。契約延長が難航していることから、リヴァプール、マンチェスター・シティ、ユヴェントスなどのクラブが関心を示しているようだ。

そんな中、チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督はマウントの去就について語った。「常に複雑で、メイソンとクラブに任せるのが最善だ。それが、私が考える限り、最善の対処法だ」「彼は一緒に仕事していてとても素晴らしく、我々にとって重要なプレイヤーだ。もちろん、問題がすぐに解決されることを願っている」と移籍に関する明言は避けている。

フリー移籍を避けるために、今夏にマウントを売却する可能性も浮上している。同選手は来シーズン以降もチェルシーでキャリアを歩むこととなるのだろうか。マウントの去就に注目が集まる。

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