実は《90.7分に1点》のペースで得点関与する凄腕FW ユーヴェが目をつけるヴラホビッチに次ぐ2番手

アタランタで活躍してきたムリエル photo/Getty Images

短い時間で結果を残す勝負強さがある

FWアルバロ・モラタの去就が不透明となっているユヴェントスは、ドゥシャン・ヴラホビッチの負担を軽減するバックアッパーFWを探している。

その候補者の1人として浮上したのがアタランタでプレイする31歳のコロンビア代表FWルイス・ムリエルだ。

スーパースターというタイプではないかもしれないが、ムリエルの実力を甘く見るべきではない。何よりの強みは、途中出場からでも結果を残すことに慣れている点だ。
今季もアタランタでは先発から外れるゲームも多く、セリエAでのプレイタイムは1543分間に留まる。その中9得点8アシストの数字を残しており、実に90.7分に1ゴールのペースで得点に関与していることになる。短時間で結果を残せる勝負強さはバックアッパーFWにふさわしい。

コロンビア代表でも世代の近いところにラダメル・ファルカオやカルロス・バッカなど優れたアタッカーがいたこともあり、どこか主力になりきれぬところがあった。そのため過小評価されているところがあるかもしれないが、セリエAでは昨季も22得点、一昨季は18得点を記録するなど実力は確かだ。

ビッグクラブでプレイするにふさわしい選手のはずで、ヴラホビッチとの共演も面白いだろう。

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