3試合連続ノーゴールと自慢の攻撃力は鳴りを潜め…… 京都に完封負けで4年ぶり2連敗の川崎フロンターレ

今季はゴールがない小林悠 photo/Getty Images

京都に0-1と敗れた

J1第16節で川崎フロンターレは京都サンガFCと対戦。ゴールを奪うことができず、0-1と敗戦した。川崎はこれで4年ぶりの連敗を喫してしまい、リーグ3連覇に向けて暗雲が立ち込める結果となる。

試合は川崎がボールを支配して攻撃を展開するものの、決定機を迎えることができない。15分には相手のバックパスのミスを奪ったレアンドロ・ダミアンがGKと1対1を迎えるものの、上福元直人にブロックされてゴールを決められず。結局オウンゴールで1点を失い、0-1と敗戦となった。

今節はボールこそ支配していたが、得点機は少なかった。シュート数は11本ながら、枠内シュートはわずか1本とゴールを奪うには苦しい結果となる。これで川崎は前節の湘南ベルマーレ戦(●0-4)に続いて2連敗を喫し、これは2018年以来4年ぶりとなる。さらに前々節のサガン鳥栖戦(△0-0)から3試合連続でノーゴールとなってしまった。

2020年は総得点88ゴール、2021年は81ゴールと圧倒的な攻撃力でJ1連覇に輝いた川崎だが、ここ数試合はその攻撃力を発揮することができていない。細かいパスを回してポケットを突きながら両サイドを揺さぶる形もあまり見られなかった。決定機を決め切るのももちろんのこと、自分たちの形から得点ができていない点も悔しさが残るだろう。幸い鹿島アントラーズがFC東京に敗れたため、勝ち点差こそ広がらなかったが、得失点差で下回っており、多くの得点が求められる。3連覇に向けて今は苦しい時だが、これを乗り越えた先に大きな結果が待っていることだろう。チームを勢いづけるためにまずは得点を奪うことが必要だ。

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