ケインは既にターゲットではない? マンCが興味を示す若きラ・ロハのレフティ

ペップが欲しがりそうな選手だ photo/Getty Images

ストライカーは獲得しないのか

今夏の移籍市場ではジャック・グリーリッシュを獲得したマンチェスター・シティ。トッテナムのハリー・ケインの獲得も目指していたとされているが、結局は合意に至らずグリーリッシュのみの獲得となった。補強自体は失敗に終わってしまったものの、グリーリッシュは既にチームの中心となっており、悪くない補強となった。しかし、既存戦力であるラヒーム・スターリングのパフォーマンスが著しく低下しており、起用することが難しくなっている。

そこでマンCは新たなサイドアタッカーとしてレアル・ソシエダのFWミケル・オヤルサバルの獲得を目指しているようだ。英『Manchester Evening News』によれば指揮官であるジョゼップ・グアルディオラはオヤルサバルを前線の新たな戦力として評価しており、獲得を希望しているとのこと。また、今夏のターゲットであったケインは来年で29歳となり、彼の年齢と多額の移籍金を考えれば、オヤルサバルが優先されるターゲットとなるようだ。

今夏の東京五輪ではスペイン代表として日本代表と対戦したオヤルサバル。24歳という若い年齢ながらソシエダでは既に240試合以上に出場しており、経験も豊富な選手だ。左サイドを主戦場としている選手だが、右サイドや中盤、9番など複数のポジションをこなすことができ、ペップが欲しがる理由も分かる。また、昨季は11ゴール、一昨季は10ゴールと平均してシーズンでの得点が二桁を超えており、得点力もある選手だ。移籍金に関しては約90億円と報道されているが、資金力のあるマンCであれば出せる金額だ。

獲得となれば左サイドでの起用が予想されるか。フィル・フォーデンが昨季は左サイドでブレイクしたが、ペップはインサイドハーフでの起用を明言しており、人数過多になることはない。話が進むとなれば来夏となるが、スペインのチャンスメイカーがイングランドへ上陸することはあるのか。

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