右サイドの緊急事態を救う? 久保建英と共にU-24をけん引したもう1人のエース

フル代表ではそこまで存在感を見せられていない堂安 photo/Getty Images

誤算だらけだ

先日行われたマジョルカ対レアル・マドリードの一戦は1-6で日本代表の久保建英を擁するマジョルカの大敗となった。序盤は右サイドから好機を演出していたが、後半からは久保の姿はなく、交代でベンチに下がっている。どうやら右ひざを負傷してしまい、自身のSNSではチームの離脱を報告している。どうやら1ヵ月以上の離脱になるようだ。リーグ戦はもちろんのこと、10月に予定されていた代表戦にも久保を呼ぶことは難しくなった。

シーズンを棒に振る大怪我ではないようだが、ここでの離脱は痛い。既にフル代表では中心選手であり、先日の代表戦の起用法を見ても森保一監督からの信頼の厚さがうかがえる。同じ右サイドでは伊東純也が累積で出場できず、右サイドの実力者を2人欠いてサウジアラビア戦に臨むことになる。

そのような状況下で右サイドを任されるのはMF堂安律か。U-24では久保のトップ下、堂安の右が鉄板であり、森保一監督としても起用しやすいだろう。また、堂安はボールを持った際に中央にポジジョンを動かすことが多く、右サイドバックでの先発が予想される酒井宏樹はオーバーラップを得意としており、相性が良い。所属クラブであるPSVでは得意のカットインからゴールを奪っており、調子の良さがうかがえる。

しかし、出場機会の少なさは気になる。オランダのエールディヴィジではここまで6試合を消化しているが、堂安が先発した試合は1試合のみ。これは堂安に限らず、左サイドでの起用が予想される南野拓実もそうだ。南野はカップ戦でゴールを決めていたが、プレミアでの出場は未だに0分だ。実戦感覚の無さが調子を狂わせるというが、代表戦では本来の実力を発揮することができるのか。

アジア最終予選では最も厳しい相手とされるサウジアラビアとオーストラリア。ここでもし2連敗となれば、取り返しのつかないことになってしまう。

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