最後の数分に“最高の”久保建英を出すとは…… エメリも迷う日本の才能の起用法

ビジャレアルの久保 photo/Getty Images

アトレティコ戦でも5分のみの出場

アウェイでのアトレティコ・マドリード戦ということを考えると、仕方のない判断だったのかもしれない。このゲームでも、ビジャレアルの指揮官ウナイ・エメリは久保建英を先発起用しなかった。

スコアレスドローに終わった3日のアトレティコ戦で久保は85分から5分だけ出番を与えられることになり、久保の出番を楽しみにしていた日本のサッカーファンにとっては残念な一戦となったことだろう。

アトレティコはビジャレアルにとってやや格上の相手でもあり、アウェイで勝ち点1は悪い結果ではない。エメリがセーフティな戦いを求めていたのであれば、新入りかつ攻撃的なマインドを持つ久保のスタメン起用をリスキーと判断しても不思議はない。

ただ、これで開幕から5試合連続でベンチスタートだ。所属元のレアル・マドリードは久保の現状を気にかけているに違いない。

スペイン『Defensa Central』もアトレティコ戦で5分しか出番が与えられなかったことを嘆いており、「ビジャレアルに久保と同じ才能を持つ者がいないのは明らか」とまで主張。もう少しプレイタイムを与えられるべきとの考えを示している。

確かに久保は途中出場からでも毎試合のように印象的なプレイは見せており、ボールを持った際のアイディアやドリブルのテクニックはチームでも1、2を争うレベルにあるとも言える。

同メディアは試合の最後の数分間にチーム最高のプレイヤーを出場させるエメリは「頑固」とまで表現しており、エメリとの相性を不安視している。

今の状態が続けば、久保のビジャレアルへのレンタル移籍は失敗と判断されるだろう。レンタル移籍は出場機会があってこそ意味がある。

エメリも久保をどこかで長時間試す考えを持っているはずだが、その初陣はいつになるのか。レアル側の我慢が続いている。

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