セリエAの2019-20は“ミラン10番”の時代!? 新シーズンへの自信

ミランの10番を背負うチャルハノール photo/Getty Images

「今季は僕のシーズンになる」

ACミランに所属するトルコ代表FWハカン・チャルハノールが、新シーズンへの意気込みを語っている。

ハンブルガーやレヴァークーゼンなどでの活躍を経て、2017年夏にミランへ移籍したチャルハノール。これで本田圭佑が着用していた背番号「10」を身につけ、名門クラブの復活を託された。大きな期待を背負って加入したが、新天地のイタリアでは調子の浮き沈みが激しく、地元メディアやファンから非難を浴びることもしばしば。加入以降の2年間、主力としてチームの攻撃を牽引してきたが、まだまだ満足のいくプレイができていない状況だ。

伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じたチャルハノールも「もっとたくさんのことをやりたいと思っていたし、いくつかのことについて説明しなければならない。僕はイタリアへ来たとき、サッカーのスタイルを完全に変更する必要があった。ドイツ時代よりもたくさん走ったりしても、僕のような攻撃的な選手でさえ、(イタリアでは)守備面に大きくフォーカスされるんだ。適応するのは容易ではなかったよ」と新たなサッカーに適応するのに苦戦したと明かしている。
ただ「よくやく慣れてきたよ。今では守備を手伝うことに喜びさえ感じるんだ。僕はいつだってチームのためにプレイしたいと思っているし、これが僕の性格でもある。僕はもっとうまくやれることを自分自身がよくわかっているよ。今季は僕のシーズンになるということができる。ミランの選手でいられることが嬉しいし、ここに留まるかどうかで疑いを持ったことはない」とも話しており、新シーズンの飛躍を誓った。はたして、10番を背負うチャルハノールはミランで輝きを放ち、名門を復活させることができるのか。

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