ベルバトフがOBのシェシュコ批判に苦言 「選手が何かを得られる意見でなければ意味がない」と主張

元ユナイテッドのベルバトフ Photo/Getty Images

続きを見る

スロースタート

元マンチェスター・ユナイテッドFWのディミタール・ベルバトフ氏が、夏の補強で加入したFWベンジャミン・シェシュコに対する批判について、ギャリー・ネヴィル氏らOBに対し、「建設的」なものであるよう促した。7400万ポンドでRBライプツィヒから加入したシェシュコは、全コンペティションで11試合2ゴールに留まっている。

先週末のノッティンガム・フォレスト戦での低調なパフォーマンスを受け、ネヴィル氏がシェシュコについて「ぎこちなく見える」と厳しい評価を下した。これに対し、ベルバトフ氏は『METRO』を通じ、ネヴィル氏の批判の権利は認めつつも「あまりにネガティブなフィードバックは、選手の自信を損なう」と警鐘を鳴らした。

ベルバトフ氏は、「我々は皆人間であり、絶えず繰り返される厳しい批判は、メンタルに影響を及ぼす可能性がある」と指摘。批判する際は、選手が「何か得るものがある」ような建設的な意見にすべきだと主張した。その上で、シェシュコがブンデスリーガ時代に見せたような、すべてを備えたストライカーであることを認めつつ、プレミアリーグという「全く異なる世界」への適応と、チームメイトとの連携強化が重要だと語った。
シェシュコは、アーセナルやニューカッスルも獲得を狙ったほどの逸材である。スロースタートを乗り越え、ベルバトフ氏の期待通りに「飛躍する準備」を整え、トッテナム戦で得点という形で批判を沈黙させることができるのか、その真価が問われる。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.310 新生レアル徹底解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ