リヴァプールに完封負けのレアル・マドリード 最大の問題点は右サイドと現地紙指摘

レアルのシャビ・アロンソ監督 photo/Getty Images

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今季リーグフェーズ初黒星

4日(現地時間)、レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節でリヴァプールと対戦し、0-1で敗れた。

リーグフェーズではここまで3戦全勝のレアルだったが、この日は序盤からホームのリヴァプールに主導権を握られる苦しい展開。守護神ティボー・クルトワがビッグセーブを連発して何とか無失点に抑えていたが、61分にリヴァプールのアレクシス・マクアリスターにヘディングシュートを決められ失点。その後、ロドリゴやトレント・アレクサンダー・アーノルドらを投入して攻勢に転じたものの1点が遠く、敵地で完封負けを喫した。

9月27日に行われたラ・リーガ第7節アトレティコ・マドリード戦(2-5)以来の敗戦となったことで、現地メディアはその原因を様々に分析しているが、その中でもスペイン紙『AS』はレアルの右サイドを問題視している。
例えば、シャビ・アロンソ監督はエドゥアルド・カマビンガを中盤の右サイドで起用していたが、同選手がリヴァプール戦で攻撃のアクセントとなっていたとは言い難い。また、カマヴィンガに代わって投入されたロドリゴも本職は左サイドであり、「彼のパフォーマンスはベストの状態からは程遠いものだった」と『AS』は厳しく批判している。

また、右サイドに関しては中盤だけでなくサイドバックもやり繰りに苦労している。ダニ・カルバハルがバルセロナとの試合で右膝を負傷して長期離脱となったため、シャビ・アロンソ監督はミッドフィールダーであるフェデリコ・バルベルデを右サイドバックの位置で起用した。リヴァプール戦で戦列復帰を果たしたアレクサンダー・アーノルドも本調子ではないため、「シャビ・アロンソは右サイドに大きな問題を抱えている」とも『AS』は指摘している。

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