チェルシーが新アウェイユニを発表 モッズ文化を取り入れた襟付きスタイル

モッズ文化を取り入れたチェルシーの新アウェイユニフォーム photo/チェルシー公式Instagram

ベースがイエローからホワイトに

チェルシーは17日、2019-20シーズンに着用する新アウェイユニフォームを発表した。

今回発表された新アウェイユニフォームは昨季のイエローとは打って変わって、ベースにホワイトを採用。このホワイトは1960年代に本拠地スタンダード・ブリッジから程近いキングスロードで繁栄した「モッズ文化」にインスパイアされたものだという。

スポンサーロゴやサプライヤーロゴにはクラブカラーであるブルーをあしらい、首元や袖にはレッドとブルーの2色を配したチェルシー“らしい”一着となっている。ボタンには“Pride of London”の文字も。ハーフパンツも上下揃ってホワイトとなっており、ソックスにはロイヤルブルーが採用されるようだ。
英『Football London』によると、ナイキフットボールのシニアデザインディレクターを務めるピート・ホッピンズ氏はこの新アウェイキットについて「我々が思いついたコンセプトは、1960年代のロンドンのモッズとその鋭いスタイルへのオマージュです。チェルシーの伝統である赤と青の縞模様で仕上げられたこの象徴的な白いポロシャツと本当に良くマッチしています」とコメントしている。

ナイキは先日発表されたローマの新アウェイユニフォームでも「神の稲妻」という形で街の文化を取り入れたデザインを採用している。スタジアム以外でも着やすいように配慮されたデザインは新たなファンの獲得に役立つことだろう。

来季は街の誇りともいえるユニフォームを身に纏ってアウェイ戦に臨むこととなるチェルシー。2018-19シーズンはアウェイ成績だけ見ればトップ4入りを逃している。敵地での戦績を改善できれば優勝争いにも絡める可能性があるだけに、フランク・ランパード新監督の下で逆襲を図りたい。



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