ミランで輝いた“高速ドリブラー”がイタリア復帰か ナポリが獲得再挑戦

今季、キャリアハイとなる10ゴールを記録したデウロフェ photo/Getty Images

イタリアではある程度の評価を得ているが

ナポリがスペイン代表FWジェラール・デウロフェウの獲得に、再挑戦しようとしているようだ。

現在25歳のデウロフェウはバルセロナの下部組織出身で、2011年10月にトップチームデビュー。しかし、その後はトップチームで思うように出場機会を得られず、2013-14シーズンはエヴァートンへ、2014-シーズンはセビージャへレンタル移籍した。そして、2015年夏にエヴァートンが完全移籍で獲得。2015-16シーズンは公式戦33試合に出場して4ゴール13アシストと結果を残したが、翌2016-17シーズンは途中出場が多くなかなか出場時間を得られない。

すると、2017年1月にACミランへのレンタル移籍を決断した。自身初のイタリア挑戦となったが、すぐに新天地に適応してみせると、得意のスピードに乗ったドリブルで対戦相手の右サイドを席巻。セリエA17試合に出場して4ゴール3アシストを記録し、ミランに4シーズンぶりに欧州行きのチケットをもたらした。こういった活躍もあり、ミランは完全移籍を狙っていたようだが、エヴァートンへ移籍する際に買い戻し条項を契約に組み込んでいたバルセロナがwオプションを行使。2017年夏に古巣バルセロナへ復帰したが、スペインの名門では又しても出場機会に恵まれず、2018年1月にワトフォードへレンタル移籍し、同年夏に完全移籍を果たしている。
慣れ親しんだプレミアリーグということもあり、今季リーグ戦30試合に出場し、10ゴール5アシストと、再び輝きを放ったデウロフェウ。現在、このドリブラーにナポリが興味を示している模様だ。伊『Calcio Napoli24』によると、ナポリのスポーツ・ディレクターはシモーネ・ヴェルディの動きに注視していたようだが、同選手がナポリ行きに興味を示さなかったことから、2018年冬にも獲得を目指したことのあるデウロフェウがネクスト候補として名前が挙がっているという。

イタリアである程度の評価を得ているデウロフェウだが、来季は再びセリエAでプレイすることとなるのか。

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