ブッフォンがPSGと契約更新へ! セリエAとリーグ・アンの差についても言及

ブッフォンはPSGでここまで公式戦24試合に出場している photo/Getty Images

大ベテランの選手生活はまだ続く

昨年、長い時間を過ごしたユヴェントスを離れパリ・サンジェルマンに加入したGKジャンルイジ・ブッフォン。彼はライバルのGKアルフォンス・アレオラと出場機会を分け合いながらも、今季ここまで公式戦24試合でゴールマウスを守っている。先日は今季限りで退団する可能性も現地で報じられたブッフォンだが、クラブからは契約更新のオファーが届いているという。

「クラブは契約更新を提案してくれているので本当に嬉しいよ。数日後に彼らと会う。このプロジェクトを詳しく調べて、僕らがともに前進するのが正しいと思うかどうかを確認することになるね」

ブッフォンがこのように語ったことを伊『calciomercato』が伝えている。来季でこの大ベテランは42歳を迎えることになるが、まだ選手としての旅は続くようだ。さらにこの後、ブッフォンはセリエAとリーグ・アンのレベル差についても言及。イタリアの人々にもっと謙虚であるべきと訴えた。
「フランスに来て以降、選手としても人としても成長できたことを確信しているよ。新たな発見もあった。イタリアではリーグ・アンのレベルについてセリエAよりも劣っているという間違った認識がある。だけどフィジカル面や技術面を考えると、そうでもないと思うよ。リールやリヨンみたいにセリエAでも簡単にトップ5に入ることができるチームがある。そしてこれはリーグ・アンのレベルが少なくともセリエAと同じレベルにあることを意味する。イタリアは自分たちと周りを比較するとき、もう少し謙虚になる必要があるね」

実際にプレイしてみるまでは、ブッフォン自身もセリエAの方がハイレベルと思っていたのだろう。しかしすぐに認識を改め、周りにも呼びかける姿勢はさすがブッフォンといったところだ。歳を重ねてもトップレベルで活躍し続ける秘訣はこういったところにもあるのかもしれない。

来季PSGはレンタル移籍先のフランクフルトで好パフォーマンスを披露するGKケビン・トラップをチームに呼び戻すとの噂がある。正守護神争いは大激戦になると予想されるが、この大ベテランも簡単にポジションを譲る気はないだろう。

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