リヴァプール開始早々失点は審判のせい!? ファン憤慨「頭を怪我したのに」「オリバーはルールを正しく適用していない」

頭部負傷で治療を受けたマクアリスター Photo/Getty Images

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頭部負傷プロトコルにのっとっていなかった?

プレミアリーグ第8節で、リヴァプールはマンチェスター・ユナイテッドと対戦、1-2と敗れリーグ戦3連敗を喫した。

リヴァプールは開始早々に失点した。2分、中盤の争いでこぼれたボールがアマド・ディアロに渡ると、ディアロは絶妙なタイミングで駆け上がったブライアン・エンベウモにパス。エンベウモは右足でギオルギ・ママルダシュビリを破った。

しかし一部のリヴァプールファンは、この失点は審判のせいだと考えているようだ。ブルーノ・フェルナンデスがディアロにボールを渡す直前、空中でボールを競り合ったシーンでフィルジル・ファン・ダイクとアレクシス・マクアリスターがエンベウモとの空中戦で味方同士に衝突し、マクアリスターは頭部を負傷してピッチに倒れていた。
『sky sports』の解説者であるピーター・ドゥルーリー氏は「PGMOLから得た情報によると、審判が負傷に気づかなかったため、試合を止められなかった」と説明した。つまり主審のマイケル・オリバーは、マクアリスターが頭を打って倒れていたことに気づいていなかった。現在のガイドラインでは、主審は頭部負傷の可能性があるときにプレイを止めることができる。

『Daily Mail』は、リヴァプールのファンたちがこのシーンを受けて不満を表明していることを伝えている。

「頭部負傷で試合は中断されるべきだった。いつも疑問視されるマイケル・オリバーはルールを正しく適用していなかった。マクアリスターは明らかに負傷していて、頭を抱えていた。危険な判定だった。PGMOLにとってよくないことだ。そのあとの展開は関係ない」

「マクアリスターが地面に倒れて頭を抑えていたにもかかわらず、審判は彼が頭部を負傷していたという事実を『見なかった』と述べた」

プレミアリーグの頭部負傷プロトコルは、選手を守ると同時に「時間を浪費したり、試合の流れを崩すための戦術として注意を求める選手を阻止する」という目的も含めて設定されている。したがってもしオリバーが負傷に気づいていたとしても、笛を吹かなかった可能性はあると同メディアは指摘している。ファンの主張が正当であるとは言い切れないようだが、試合が止められていてもおかしくない状況ではあったようだ。



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