静観か緊急補強か アラウホの無期限休養によってバルセロナ首脳陣に迫られる難しい選択

バルセロナのアラウホ photo/Getty Images

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精神的不調が原因

バルセロナのロナルド・アラウホが無期限の休養に入った。イギリスメディア『The Athletic』によれば、1日(現地時間)に同選手の代理人がクラブ施設を訪れ、精神的な回復のための休養期間を要請し、バルセロナ側もこれを了承したという。

アラウホは、11月25日に行われたチェルシーとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節での退場処分によって多くの批判に晒されていた。しかし、彼の精神的不調の原因はこれだけではなく、いずれにせよ現在はチーム活動に参加できる状態ではないようだ。

こうした中、バルセロナ首脳陣はアラウホの回復を待ちつつ、彼の代わりとなるセンターバックを緊急補強するための獲得リストの作成を進めている。スペイン紙『Sport』によれば、彼らの本命はボルシア・ドルトムントのニコ・シュロッターベックのようだが、その一方で今年夏に退団したイニゴ・マルティネスの再獲得も検討されていて、カタルーニャメディア『8TV』によればマルティネス自身も古巣復帰に興味を示しているという。
今年夏までバルセロナに在籍していたマルティネスであれば即座にチームにフィットするため、緊急補強としては理想的な人材と言える。年末頃までにアラウホの状態が変わらなければ、その時点でバルセロナ首脳陣は決断を下すことになるかもしれない。

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