過去3度の移籍市場で成功は“佐野海舟のみ” 1勝しか出来ずブンデス最下位に沈むマインツに巻き返す力はあるか

マインツでプレイする佐野 photo/Getty Images

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2部降格もあり得る

ブンデスリーガ12試合を消化し、1勝しか出来ずにまさかの最下位に沈んでいるマインツ。3日には、昨年からチームを指揮してきた指揮官ボー・ヘンリクソンを解任することに。

今の結果からヘンリクソンの解任は仕方がないが、これだけで状況は変わるだろうか。独『Frankfurter Rundschau』はクラブの補強戦略に問題があると指摘している。

マインツでは昨季から日本代表MF佐野海舟が圧巻のパフォーマンスを見せているが、同メディアは過去3度の移籍市場で成功と呼べるのは佐野だけとマインツの補強戦略を問題視している。
昨夏にヘントから加わったものの、今季は仏のナントにレンタル移籍している韓国人MFホン・ヒョンソク、FWウィリアム・ボーヴィング、さらに同メディアは今夏に京都サンガから加わったMF川﨑颯太のことも含め、「ブンデスリーガのレベルに達していない」と辛口評価だ。

一方で今夏には絶対的エースだったFWヨナタン・ブルカルトをフランクフルトへ、昨夏にはFWブラヤン・グルダをブライトンへ売却している。両者ともクラブのアカデミーで育った選手で、そうした選手を高値で売却するビジネスモデルはドイツの中堅クラブが得意とするところだ。

しかしマインツは彼らの穴を埋めることが出来ず、同メディアはスカウティングの失敗と批判している。最悪の場合は2部降格のシナリオも出てくるが、後半戦よりマインツは巻き返せるか。



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