カタールW杯ではメッシに負けないMVP級の働き アルゼンチン代表守護神マルティネスは2026年大会にも意欲「今回の方が興奮する」

アルゼンチン代表のゴールを守るマルティネス photo/Getty Images

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何かと物議を醸す選手ではあるが……

前回王者として2026W杯に臨むアルゼンチン代表において、キーマンの一人と言えるのがアストン・ヴィラ所属GKエミリアーノ・マルティネスだ。

前回のカタール大会では絶対的エースであるリオネル・メッシの活躍が光り、メッシは大会MVPにも選ばれた。しかしPK戦までもつれた準々決勝のオランダ戦、決勝のフランス戦で抜群の勝負強さを見せた守護神マルティネスの貢献も欠かせなかった。

挑発めいたセレブレーションなどで何かと議論を呼ぶ人物ではあるものの、ここぞで見せるシュートストップ能力は高い。決勝のフランス戦では延長後半終了間際にFWランダル・コロ・ムアニのシュートをスーパーセーブで弾き出す一幕もあり、あれがなければアルゼンチンは負けていた可能性が高い。
2026年大会へ向けた南米予選でもマルティネスが主にゴールを守っており、マルティネス自身も連覇を懸けた2026年大会へモチベーションを高めている。

「個人的には、前回よりも今回のW杯の方が興奮しているよ。クラブでのタイトルや個人タイトルも素晴らしいが、僕のキャリア全体におけるハイライトは常にアルゼンチン代表でのプレイにある。代表でプレイしていると、シュートを決められる気がしないんだ。国全体、家族が僕を支えてくれていると感じる」(『ESPN』より)。

マルティネスのコンディションが良ければ、来夏の大会でも厄介な存在となるだろう。大舞台でこそ力を発揮するタイプのGKで、それこそPK戦にもつれた場合はアルゼンチンの大きな力となるはずだ。



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